"神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちを得させてくださいました。それによって神の愛が私たちに示されたのです。"
ヨハネの手紙 第一 4章9節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
「いのちを得させてくださいました。」
この言葉に、小さな違和感を感じていました。
「その方によって」「それによって」と堂々と書かれているのに、自分の人生は、少なからず自分で頑張って努力してきたと、、、こんな私でも思うからです。
そんな私だから、、、、
イエスさまは赤ちゃんとして、この世に来て下さったのですか?
なぜ、まだ年若く、この世のことなどわからず、誇るものも何もない、マリアとヨセフに託されたのですか?
なぜ、その誕生の知らせを、立派な王でもなく、その発言が認められない身分の羊飼いに託されたのですか?
しかも、宿屋には泊まる場所もなく、誰からも歓迎されず、居場所を失い家畜小屋に生まれるなんて、、、、。
でも、
そこでなければ、いけなかったのですね。
マリアでなければ、いけなかったのですね。
神殿に捧げる羊を野宿して育てていた
あの羊飼いでなければ、いけなかったのですね。
あなたから、新しいいのちを得させて頂いた
それ以外に、何も誇るものなどない者を
あなたは、必要としてくださるのですね。
「それによって、神の愛が私たちに示されたのです。」
イエスさまがお生まれになる事で示された
あなたの極みまでの愛を
ありがとうございます。
なんだか嬉しくて、嬉しくて、
少しづつ喜びが溢れてきました。
神さま、私にもその喜びを与えて下さった、
あなたのお心を思うと、感謝が溢れてきます。
この喜びを、いつまでも、どんな時でも、
思い巡らすことができるようにして下さい。
文 中尾真紀子
シュトーレン: Team Kirshchさまより
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