洗足木曜日 この日は、イスラエル人がエジプトで奴隷状態から解放されたことを 記念する「過越の祭り」でした。
イエスも弟子たちと過越の食事をされたのが 「最後の晩餐」と呼ばれるものです。
「聖餐式」と呼ばれるものは、それを記念して、葡萄酒(ジュース)を飲み、小さなパンにあずかる儀式です。
食事の前に、イエスが弟子たちの足を洗われたという記事から、 洗足木曜日と呼ばれるようになりました。
「それから、たらいに水を入れて、弟子たちの足を洗い……」
「ペテロはイエスに言った。『決して私の足を洗わないでください。
イエスは答えられた。『わたしがあなたを洗わなければ、あなたはわたし関係ないことになります』」(ヨハネ13:5, 8)
イエスさま、あなたは誰も洗う様子を見せない弟子たちを前に、
自ら手ぬぐいを取って、弟子たちの足をあらってくださいました。
でも、それはしもべの姿を取る模範だけでなく、救い主として、
あなたが十字架の血潮をもって、私たちの罪と汚れを洗ってくださることのしるしでした。 だとして、「洗わないでください」(8節)ではなく、
「主よ、足だけでなく、手も頭も洗ってください」(9節)と遠慮なく、
あなたの御前に汚れたところを差し出しすことができますように。
恥も外聞もなく、洗ってくださいと、
あなたにお願いする者とさせてください。
私たちは愚かなことに、すぐに足をひっこめます。
愚かなことに、いちばん汚れたところをあなたの御前に出しません。 身をかがめて、ひざまずいて、
「さあ、あなたの足を洗おう。出してごらん」とあなたがおっしゃるのでしたら、
「はい、よろしくお願いします」と
素直に洗っていただく者とさせてください。
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