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クリスマスの黙想 24日


"神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちを得させてくださいました。それによって神の愛が私たちに示されたのです。"

ヨハネの手紙 第一 4章9節

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会


「いのちを得させてくださいました。」

この言葉に、小さな違和感を感じていました。

「その方によって」「それによって」と堂々と書かれているのに、自分の人生は、少なからず自分で頑張って努力してきたと、、、こんな私でも思うからです。


そんな私だから、、、、

イエスさまは赤ちゃんとして、この世に来て下さったのですか?


なぜ、まだ年若く、この世のことなどわからず、誇るものも何もない、マリアとヨセフに託されたのですか?


なぜ、その誕生の知らせを、立派な王でもなく、その発言が認められない身分の羊飼いに託されたのですか?


しかも、宿屋には泊まる場所もなく、誰からも歓迎されず、居場所を失い家畜小屋に生まれるなんて、、、、。


でも、

そこでなければ、いけなかったのですね。


マリアでなければ、いけなかったのですね。


神殿に捧げる羊を野宿して育てていた

あの羊飼いでなければ、いけなかったのですね。


あなたから、新しいいのちを得させて頂いた

それ以外に、何も誇るものなどない者を

あなたは、必要としてくださるのですね。


「それによって、神の愛が私たちに示されたのです。」


イエスさまがお生まれになる事で示された

あなたの極みまでの愛を

ありがとうございます。


なんだか嬉しくて、嬉しくて、

少しづつ喜びが溢れてきました。


神さま、私にもその喜びを与えて下さった、

あなたのお心を思うと、感謝が溢れてきます。


この喜びを、いつまでも、どんな時でも、

思い巡らすことができるようにして下さい。



文 中尾真紀子

シュトーレン: Team Kirshchさまより






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